インスタグラムを利用していると、あるとき突然に誰かからシェアをされたという旨の通知が来ることがあります。シェアとは単純に言えば共有という意味なのですが、これは要するに自分の投稿が他の誰かと共有状態になったことを指します。初めてこのような通知が来たときは驚くのも無理はありませんが、決して慌てる必要もありません。
ソーシャルサービス全盛期である現代では、インスタグラムを始めとするほとんどのSNSでこうした共有機能が備わっています。共有されると、自分の投稿がその共有をしてくれた人のSNSでも表示され、これによりいつもより沢山の人の目に触れるチャンスを得ることができます。SNSの魅力の1つに拡散力というものがありますが、共有機能を使えばそれが更にスムーズに効率良く行えるようになるわけです。
共有可能な投稿については、自分が公開した写真から何気ないコメントまで幅広く対象となっています。逆に言えば自分が他の誰かの投稿を共有して、宣伝をしたりコメントをすることも可能です。ちゃんと共有元となっている人のアカウント情報なども閲覧できますので、無断転用にもなりませんし気軽に利用できるでしょう。
ただ不安材料を挙げるとするのであれば、それまで全く関わりのなかった見知らぬ人から突然共有される可能性もあるという点です。インスタグラムでは、極端な話をすれば世界中の誰でも閲覧できるような形で投稿できます。このように全体公開されているということは、当然友人や知人だけに都合良く自分の投稿を共有してもらうことは難しいでしょう。万が一軽い気持ちで恥ずかしい写真などを投稿し、それが拡散力の強い人に共有されてしまうと影響力は甚大です。
ですからもしも投稿の際に不安なようであれば、プライバシー機能をオンにしておきましょう。インスタグラムではマイページからプロフィール編集を行い、写真を非公開設定にすることで自分をフォローしてくれている人だけに限定的に写真を公開できるようになります。更に1人1人のフォロワーに対しても閲覧承認を出すか出さないかを設定できるため、非常に狭い範囲でのみ公開可能といった使い方も可能です。あまり共有機能に関して良いイメージを持っていない人や共有そのものが怖いという人は、積極的にプライバシー機能を活用してみましょう。
誰かがシェアしましたという通知が来ることは、インスタグラムを長く使っていけば誰でも経験するようなことです。もしもフォロワーや友人が共有してくれたときには、自分からも気軽に共有してあげるといいでしょう。